はじめに
日本では朝ごはんの代わりとして認知されているフルグラですが、日本でどの程度売れているのでしょうか。
また、シリアルは海外にも定着しているイメージがありますが、カルビーは世界での事業展開はうまくいっているのでしょうか。
この記事ではカルビーの経営指標を紐といて、売上状況を見てみます。
なお、 2019年5月発表の売上をもとに記事を書いています。
フルグラの売上
フルグラはカルビーにおいて、シリアル事業という位置づけで販売されています。
ここではシリアル事業の売上遷移を追ってみます。
- 国内では2011年から2017年までかなりのペースで売上が伸び続けている
しかし 2017年をピークに直近2年では伸び悩んでいる - 海外展開を 2018年に始め、売上は順調に伸びている
フルグラの国内売上の伸び率はものすごく、2016年〜2017年頃はそのマーケティングに注目が集まりました。
「フルグラの売上を100億円に伸ばせ」 目標を軽々突破した女性社員の巧みなマーケ戦略 (1/3ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
カルビー全体の事業売上
一方でカルビー全体の事業売上はどうなっているでしょうか。
- 国内はゆるやかに伸びているが2017年をピークに直近2年は伸び悩んでいる
- 海外展開を 2017年に始め、売上は順調に伸びている
シリアル事業と比べると全体的に変化が緩やかですね。
フルグラ事業の売上比
ここまでフルグラ、全体の売上を見てきました。
フルグラ事業はカルビーの柱になっているのでしょうか。
- 国内・海外ともにフルグラ事業の売上同様の遷移をしている
- カルビーの主力事業というほどには比率を占めていないが海外の伸び率を牽引しており、今後重要なポジションにある
おわりに
いかがだったでしょうか。
フルグラはカルビーを支える事業であり、海外に進出していくに従って次の発展が見られる可能性を秘めています。
今後の発展がいち消費者としても楽しみですね。
下の本でカルビーの社員のインタビューが紹介されています。
- 作者: 上阪徹
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